かぞくの おこづかい ガイド

子どもの お手伝い表の作り方
— 1週間の○つけ表と、表に書く3つ

お手伝い表に書くことは3つです。おてつだいの名前・できた日・ごほうびの やくそく。金額の欄は、じつは表そのものには要りません。

このページでは、当サイトで配っている印刷用の「こんしゅうの おてつだい表」(A4・PDF)の実物を見ながら、行に何を書くかと、できた回数をどう数えるかを整理します。そのあとで、同じ表をブラウザ版に移すとどうなるかを実際の画面で並べます。

2026-10-14 公開 · 運営: TechAthletes

このページは「おてつだい表」(今週やることの一覧に○をつける紙)の話です。
もらった・つかったを記録する「おこづかい帳」のほうは別の紙です。書き方はこちら: 小学生の おこづかい帳の書き方 — 5つの欄と、つまずく「残高」

1. 表に書くのは3つだけ

印刷用PDF「こんしゅうの おてつだい表」の様式(7行 × 月〜日)
書くところ何を書くか
左の列(7行)おてつだいの名前。1行に1つ
月〜日の7列できた日に○。1日に何回やったかを書いてもいい
いちばん下の線ごほうびの やくそく。1週間ぶんをどうするかを、先に書いておく
印刷用PDF「こんしゅうの おてつだい表」。左にお手伝いの名前を書く7行、右に月〜日の7列、いちばん下に「ごほうびの やくそく」を書く線がある
配っている おてつだい表(A4・PDF) の実物です。印刷して、左の列から書き始めます。

行は7つです。足りないくらいでちょうどよく、多すぎると埋まらない週が出ます。土曜と日曜の見出しは色を変えてあります(学校のある日と、ない日で、できる量が変わるためです)。

この紙に金額の欄はありません。1回ごとに金額を書くと、表が計算用紙になってしまい、○をつける気持ちよさが消えます。かわりに、いちばん下の「ごほうびの やくそく」を週のはじめに1行だけ決めて、週末に一緒に見ます。1回ごとの単価で管理したいときは、6章のブラウザ版のほうが向いています。

2. 行に何を書くか決まらないとき

いちばん手が止まるのは、7行に何を入れるかです。ブラウザ版には「よくある おてつだい」のひな形が29件入っていて、ここから選べます(紙に書き写す材料としても使えます)。内わけは次のとおりです。

ブラウザ版に入っているひな形(2026-10-14 時点の実装)
分類件数かいすうでじかんで
家事16142
勉強633
生活431
運動312
合計29218
ブラウザ版の「よくある おてつだい」の画面。家事・勉強・運動・生活のタブと、部屋の掃除・食器洗い・ゴミ出しなどのカードが、1回あたりの金額つきで並んでいる
ブラウザ版の実画面(390px 幅)。右端の四角にチェックを入れると、えらんだぶんをまとめて追加できます。名前も金額も、追加したあとから変えられます。

3. 数え方は2通りしかない

お手伝いの数え方は、かいすうで(1回いくら)とじかんで(1時間いくら)の2つです。ブラウザ版では、お手伝いを1つ作るときにどちらかを選びます。

2つの数え方(画面の表示と、実際の計算)
画面の表示どう数えるか
かいすうで
1回あたり
やった回数 × 単価。20分で終わっても1時間かかっても、金額は同じです
じかんで
1時間あたり
単価 × かかった分数 ÷ 60(1円未満は四捨五入)。たとえば ¥300/時 を 20分 なら ¥100 です
ブラウザ版の入力画面。「おこづかいの決め方」として「じかんで」「かいすうで」の2つが並び、じかんでを選ぶと金額の欄が「金額(円/時)」になる
ブラウザ版の実画面。選んだほうに合わせて、金額の単位が「円/時」と「円/回」で入れかわります。

紙の表では、この区別は要りません。紙は「やったかどうか」に○をつけるだけで、かかった時間は数えないからです。時間で払いたいお手伝い(読書・宿題・きょうだいの世話など、終わりがはっきりしないもの)を表に入れるなら、紙のほうには「よんだ時間」を手で書き足すか、6章のブラウザ版に移すことになります。

ブラウザ版の「きめたもの」の一覧。本読みが ¥300 1時間あたり、食器洗いが ¥120 1回あたり と並んでいる
決めたものの一覧(実画面)。1時間あたりと1回あたりが、1つの表に混ざっていてかまいません。はじめて開いたときは、この3件(掃除・食器洗い・本読み)が例として入っています。消しても追加してもかまいません。

4. 金額は、このページでは決めません

「1回いくらが正しいか」は、このページには書いていません。家庭ごとの事情と、調べていない数字を混ぜたくないからです。世の中の平均額や調査の結果も載せていません(出どころを確かめて逐語で引けるものを持っていないため)。

上の画面に出ている金額(¥100、¥120、¥50、¥150、¥300 など)は、ひな形にあらかじめ入っている初期値です。相場でも、おすすめの額でもありません。ひな形29件の初期値は、かいすうで が ¥10〜¥200、じかんで が ¥200〜¥400/時 の範囲に入っています。どれも、追加したあとに自由に変えられます。

5. ポイント表・シール表との違い

お手伝い表には、お金のかわりにポイントやシールを貯める作り方もあります。紙の「こんしゅうの おてつだい表」は○をつけるだけなので、そのままポイント表としても使えます(○の数=ポイント数と決めるだけです)。

いっぽうブラウザ版にポイントの仕組みはありません。扱うのは円だけで、ポイントを円に交換する機能もありません。ポイント制でやりたい場合は、紙のほうを使ってください。

6. ブラウザ版に移すと、表はこうなる

紙の表と、ブラウザ版の対応
紙の表ブラウザ版
左の列(おてつだいの名前)「きめたもの」の一覧。ひな形から選ぶか、手で足します
月〜日の○子どもが「できた」をおして、おうちの人が「できたね!」をおすと、その1行が残ります
(金額の欄は無い)1件ごとに 円/回 か 円/時 を持ちます。合計は自動で出ます
ごほうびの やくそく「ためる目標」として、ほしいものと目標額を登録できます
ここで出した画面は、すべてブラウザ版のものです。29件のひな形と、まとめて追加は、App Store 版(1.0)には入っていません。紙の印刷用PDFは、どちらを使っていても同じものが落とせます。

7. 印刷して使う(A4・PDF)

メール登録は いりません。A4で印刷して、そのまま書けます。

8. ブラウザ版をためす

インストールは いりません。ぜんぶ無料です。おうちの人は Google でログイン、こどもページは ログインなしで ひらけます。

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このページで書いていないこと

このページには、金額の相場も、平均額も、調査の数字も書いていません。確かめた一次資料を持っていないからです。使っている家庭の数・評価の点数・レビューの件数も書いていません(測っていないため)。「お手伝いをさせると こうなる」という効き目も書いていません。画面はこのアプリの実物ですが、並んでいる金額はひな形の初期値で、だれかの家庭の実際の金額ではありません。