かぞくの おこづかい ガイド

小学生の おこづかい帳の書き方
— 5つの欄と、つまずく「残高」

おこづかい帳に書くことは、そんなに多くありません。日づけ・なにに?・入金・出金・残高の5つです。むずかしいのは書く内容ではなく、行が増えるほど合わなくなる「残高」のほうです。

このページでは、当サイトで配っている印刷用の おこづかい帳(A4・PDF)と同じ様式で書き方の例を示し、そのあとで「ブラウザ版だと どの欄が自動で埋まって、どの欄は埋まらないか」を実際の画面で並べます。

2026-10-13 公開 · 運営: TechAthletes

1. 書くのは5つの欄

印刷用PDF「わたしの おこづかい帳」の様式(1ページ17行)
日づけなにに?入金出金残高
いつ何で もらった/何に つかったもらった額つかった額のこり

「なにに?」は、もらったときは何をして もらったか(音読・食器洗いなど)、つかったときは何に つかったかを書きます。同じ1行に 入金と出金の両方を書くことはありません。どちらか片方だけです。

2. 書き方の例(4行だけ埋めてみる)

金額と名前は例です
日づけなにに?入金出金残高
10/11音読5050
10/11食器洗い120170
10/12おふろそうじ(20分)200370
10/13シールを かった150220

入金の行は 前の残高+入金、出金の行は 前の残高−出金。やることはそれだけです。小学校低学年なら、ここが そのまま たしざん・ひきざんの練習になります。

3. つまずくのは、たいてい「残高」

5つの欄のうち、残高だけは前の行の答えを引き継ぎます。1行まちがえると、その下の行がぜんぶ ずれます。しかも紙の場合、ずれに気づくのは たいてい ずっと後で、どの行で まちがえたかを探すところから始めることになります。

対処は2つです。ひとつは、書く回数を減らすこと(毎日ではなく、もらった日と つかった日だけ書く)。もうひとつは、計算を自動にしてしまうことです。次の章は後者の話です。

4. ブラウザ版だと、どの欄が自動で埋まるか

「かぞくの おこづかい」のブラウザ版は、おうちの人が「できたね!」を おした時点で、その1行を自動で残します。紙の5つの欄との対応は次のとおりです。

ブラウザ版での対応(2026-10-13 時点の実装)
紙の欄ブラウザ版
日づけ自動。「できたね!」を おした記録が 10・12 12:53 のように並びます
なにに?自動。お手伝いの名前と、どの子かが入ります
入金自動。回数制(円/回)はその額、時給制(円/時)はかかった分数から計算します(1時間=60分で割り、1円未満は四捨五入)
出金おうちの人が入力します。「つかった きろく」の画面で、日づけ・金額・何に つかったかを残せます(2026-10-13 からブラウザ版に入りました)
残高自動。「たまった おかね」として、承認ずみの合計が出ます
5つの欄すべてが、ブラウザ版でそろいます。入金と残高は自動、出金はおうちの人が入力します。のこりを超える金額のときは確認が出ますが、止めはしません(マイナスになっても数字は隠しません)。
2026-10-12 までは「もらった分」しか数えていなかったため、このページでも「出金は紙に書く」と案内していました。2026-10-13 にブラウザ版へ「つかった きろく」が入ったので、書き直しています。iOS アプリ(1.0)にはまだ入っていません。
おうちの人の画面。「できたね!」のボタンと、日時・お手伝いの名前・子どもの名前・金額が並ぶ記録の一覧(例)
おうちの人の画面(例)。下半分が、紙でいう「日づけ・なにに?・入金」にあたる行です。名前と金額は例です。

上の画面にある「おふろそうじ +¥200 20分」は、時給制 ¥600/時 を 20分 ぶん(600×20÷60)で計算した結果です。

こどもページ。きょうの おてつだいが「¥600 /時」「¥120 /回」のように並び、できたボタンが付いている(例)
こどもページ(例)。1回いくらか、1時間いくらかが、子どもの画面にもそのまま出ます。

5. お手伝いと金額を先に決めておく

おこづかい帳が続かない理由の多くは、書き方ではなく「その日いくらだったか」が毎回あいまいなことです。ブラウザ版には、「よくある おてつだい」のひな形が29件入っています。内わけは 家事16・勉強6・生活4・運動3、金額は ¥10〜¥400 の範囲で、回数制と時給制の両方があります。タップで選んで まとめて追加でき、名前も金額も あとから直せます。手入力でゼロから作ることもできます。

お手伝いメニューの画面。登録したお手伝いが、名前・分類・1回あたりまたは1時間あたりの金額つきで並ぶ(例)
お手伝いメニューの画面(例)。ひな形から入れたあとの「きめたもの」の一覧です。ここに並んだものが、子どもの画面に出ます。29件のひな形はブラウザ版の機能で、App Store 版(1.0)には入っていません。

6. 子どもの画面では、ふえる前に たしざんが1問

おうちの人が「できたね!」を おすと、子どもの画面に おしらせが出ます。あけると、「いま ○円 + もらう △円」を3つの選択肢から選ぶ問題が1問。答えあわせのあとで、ちょきんばこにコインが入り、金額が増えます。

こどもの画面のたしざん。「ぜんぶで いくら?」と3つの選択肢(例)
たしざんは3つから選びます(例)
ちょきんばこにコインが入り、たまった金額が増える画面(例)
そのあと金額が増えます(例)

7. 紙から始めるなら(印刷用PDF)

まず紙で1か月やってみて、計算がしんどくなったらブラウザ版に移す、という順番でかまいません。紙は、鉛筆で自分の手を動かして覚えるところが強みです。メール登録は いりません。A4で印刷して使えます。

「こんしゅうの おてつだい表」のほうの使い方は、別のページにまとめています:

8. ブラウザ版をためす

インストールは いりません。ぜんぶ無料です。おうちの人は Google でログイン、こどもページは ログインなしで ひらけます。

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このページで書いていないこと

このページには、使っている家庭の数も、評価の点数も、レビューの件数も書いていません。測っていないからです。「お金に強くなる」のような効き目も書いていません。確かめようがないからです。画面はこのアプリの実物ですが、名前(たろう・はなこ)と金額はすべて例で、実在の家庭のものではありません。