かぞくの おこづかい ガイド

子どもの お小遣いは いくら・いつから?
— 公的な調査の数字を、平均・最頻値・中央値のまま

このページの数字は、すべて 金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度調査」 から写したものです。まとめサイトの「相場表」ではなく、調査そのものの表を、平均値・最頻値・中央値を混ぜずに並べます。

調査の時期は 2015年12月〜2016年3月、全国290校の小学生・中学生・高校生が答えたもので、回答数は 50,149 です。知るぽるとの調査ページに載っているのは第1〜3回で、この第3回(2015年度)がいちばん新しい回です(2026年10月21日に確認)。10年前の数字なので、いまの物価とは違うことを先に書いておきます。

2026-10-21 公開 · 運営: TechAthletes

このページは「いくら・いつから」の数字の話です。数字が決まったあとの記録のしかたは別のページにあります: 小学生の おこづかい帳の書き方 — 5つの欄と、つまずく「残高」

1. もらっている子は、小学1・2年でも7割

おこづかいは、小学生の7割強、中学生の8割強、高校生の約8割が「もらっている」と回答している

出典: 同調査 紙面3ページ(PDF 6ページ目)・図表1

図表1 おこづかいの有無(%)
学年もらっているもらっていない
小学 低学年(1・2年)72.927.0
小学 中学年(3・4年)73.026.8
小学 高学年(5・6年)73.226.6
中学生83.216.6
高校生80.919.0

残りは無回答。中学生・高校生の「もらっている」は、原文の注のとおり「定期的に」と「必要の都度」の合計です。

2. 「何歳から」に、この調査は答えていない

調査の対象は小学1年生からです。小学校に入る前の子どもは入っていません。だから「何歳から渡すのがよいか」の答えは、この調査からは出ません。何歳から始めるべきかという基準も、調査には書かれていません。

言えるのは、小学1・2年の時点で、すでに 72.9% が「もらっている」ということだけです。

3. 小学生は「月に1回」と「ときどき」

低学年では、「ときどき」もらっているとの回答が6割弱で最も多い

高学年では、「月に1回」が最も多く、「ときどき」と合わせて8割強となっている。

出典: 同調査 紙面4ページ(PDF 7ページ目)・図表4

図表4 小学生のおこづかいのもらい方(%)
もらい方低学年中学年高学年
月に1回13.432.145.0
ときどき57.347.838.3
1週間に1回9.37.05.9
毎日4.21.91.4
( )日に1回1.92.21.6
無回答13.99.07.7

原文は帯グラフです。小さい値の位置はPDFの図を画像で開いて確かめ、各学年の合計が100(±0.1)になることも確かめました。

4. 小学生の金額 — 3つの数字が別々に出ている

調査は、金額を最頻値・平均値・中央値の3つで出しています。どれを見るかで、数字はかなり変わります。

最頻値は、最も多く回答された値。中央値は、回答金額を多い順に並べた場合に中位(真ん中)に位置する値。

出典: 同調査 紙面4ページ(PDF 7ページ目)・図表5の注1

図表5 小学生のおこづかい額(円)
もらい方・学年最頻値平均値中央値
月に1回・低学年5001,004500
月に1回・中学年500864500
月に1回・高学年5001,0851,000
ときどき・低学年1001,004163
ときどき・中学年100923300
ときどき・高学年1,0001,246500

数字は原文の表のままです(低学年の平均値は「月に1回」「ときどき」とも、原文で 1,004 円)。原文の表には、回答の多かった金額帯(1番目と2番目)の列もあります。

平均値は、大きい額の人に引っぱられます。たとえば中学生の1か月は、最頻値 1,000 円・中央値 2,000 円に対して、平均値は 2,536 円です(5章の表)。「平均○円」とだけ書いてある記事を見たら、最頻値と中央値も一緒に見ると、ずれに気づけます。

5. 中学生・高校生の1か月

中学生の1か月のおこづかい額は、最頻値は 1,000 円、平均値は 2,536 円

高校生の1か月のおこづかい額は、最頻値は 5,000 円、平均値は 5,114 円。

出典: 同調査 紙面5ページ(PDF 8ページ目)・図表6

図表6 1か月のおこづかい額(円)
学校最頻値平均値中央値
中学生1,0002,5362,000
高校生5,0005,1145,000

6. 「お手伝いをしたら」の条件は、少数

中学生・高校生ともに、7~8割はおこづかいをもらうに当たって「何の前提条件もない」、中学生の1割強・高校生の1割弱は「家の仕事をすることが条件」となっている

出典: 同調査 紙面5ページ(PDF 8ページ目)・図表7

図表7 おこづかいをもらうに当たっての前提条件(%)
前提条件中学生高校生
何の前提条件もない74.282.7
家の仕事をすることが条件14.98.8
良い成績をとることが条件5.83.0
その他6.14.2

この設問は中学生・高校生だけで、小学生には聞いていません。

7. このアプリは、金額を決めません

かぞくの おこづかい(ブラウザ版)は、おてつだいごとに金額をつけて記録する作りです。上の調査の数字を初期値に入れたり、「この学年ならこの額」とすすめたりはしません。金額は、おうちの人が自由に入れて、あとから変えられます。

毎月決まった額を自動で足す機能はありません。入るのは、おてつだいの記録と、おうちの人が入れる「つかった きろく」です。

ブラウザ版の子どもの一覧。たろう・8歳の行に、ためたお金 ¥290、今月 ¥540、できたお手伝い 4 と出ている
ブラウザ版の「子ども」の画面(実画面)。名前と金額は撮影のために入れた例です。「ためたお金」は、もらった分から「つかった きろく」を引いた額です。

「つかった きろく」と、それを引いた「ためたお金」はブラウザ版だけの機能です。App Store 版(1.0)には入っていません。

8. ブラウザ版をためす

インストールは いりません。ぜんぶ無料です。おうちの人は Google でログインします。ログインしないで使うと、記録はその端末のブラウザの中だけに保存されます。

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ブラウザだけで つかえます

出典

このページで書いていないこと

「いくらが正しい」「何歳から渡すべき」という答えは書いていません。調査にも書かれていないからです。調査の数字を、いまの物価に合わせて計算しなおすこともしていません。このアプリを使っている家庭の数・評価の点数・「使うと こうなる」という効き目も書いていません(測っていないため)。画面の名前と金額は撮影用の例で、だれかの家庭の実際の金額ではありません。